ヘアカラーと白髪・抜け毛の関係 アレルギー対応美容師が正直に話します

「ヘアカラーをすると白髪が増えるって本当ですか?」
「最近、抜け毛が増えた気がするけど、カラーのせいでしょうか?」
これは、サロンで本当によく聞かれる質問です。
ネットやSNSではいろいろな情報がありますが、余計に不安になってしまう方も多いと思います。
今回は、
アレルギー対応を専門にしてきた美容師として、実際に現場で見てきたことを正直にお話しします。
結論から言います
まず結論から。
ヘアカラーそのものが、必ず白髪や抜け毛の原因になるわけではありません。
ただし、
・アレルギー
・強い炎症
・長時間の刺激
これらが重なった場合、
白髪・抜け毛・髪質の変化につながることは実際にあります。
ここが、とても大切なポイントです。
実際にあった、かなり極端なケース
人生で2回目のヘアカラーで、アレルギーを発症してしまった若い女性のお客様がいました。
別の美容室でカラーをした際、
本人も美容師さんもヘアカラーアレルギーだと気づかず、
通常のヘアカラーを長い時間放置されたそうです。
施術中から強いヒリヒリ感があったものの、
「我慢すれば大丈夫だろう」と思い、そのまま施術は終了。
しかし帰宅後も刺激は治まらず、
夜にはかゆみ、翌日には強い炎症が出て、
最終的には脱毛してしまいました。
当時の写真を見せていただきましたが、
両耳の上や後頭部に、直径5〜6cmほどの円形脱毛が複数あり、
全体的にも髪が薄くなっている状態でした。
幸い、トップの髪は無事だったため、
ご本人は「それだけは本当に良かった」と話されていました。
このケースは、
頭皮に極端な負担がかかってしまった、かなり稀な例です。
正直、ここまでになる方は多くありません。
もっと多いのは「髪質の変化」
ただ、ここからが重要です。
アレルギーを発症した方や、
強い炎症・頭皮トラブルが出た方を見ていると、
もっと多くの方に共通する変化があります。
それが、
・白髪が増えた
・クセ毛、うねりが出た
という変化です。
時期と髪の長さは、正直です
髪は
1年前に生えた部分が約12cm、
2年前なら約24cm、と考えられます。
実際に、
アレルギーや炎症が起きた時期と一致する部分の髪だけが、
白髪になったり、クセが強くなっている
という方を、何人も見てきました。
これは偶然ではないと感じています。
頭皮が回復すると、髪も変わることがある
希望のある話もあります。
・頭皮に合うカラーに変える
・刺激の出ない施術を続ける
こうした対応をすると、
半年〜1年ほどで髪質が戻ったり、改善する方も多いです。
ただし、
炎症や刺激が長期間続いてしまった場合は、
残念ながら完全には戻らないケースもあります。
僕が大切にしている考え方
ヘアカラー=悪ではありません。
問題なのは、
その人の頭皮状態に合っていないカラーや施術を続けてしまうことです。
そのために、
・ゼロテクで頭皮に付けない
・状態に応じて薬剤を変える
・刺激が出ている時は無理をしない
こうした判断が、とても大切になります。
不安を感じている方へ
もし
・最近カラーがしみる
・頭皮が荒れやすい
・白髪や抜け毛が急に気になり始めた
こうした変化を感じているなら、
「気のせい」で片付けず、一度立ち止まってみてください。
カラーのやり方や選択を変えるだけで、
改善できるケースは本当に多いです。
最後に
ヘアカラーと白髪・抜け毛の関係は、
白か黒かで語れるものではありません。
ただ一つ言えるのは、
頭皮を守ることが、髪を守ることにつながるということ。
これからも、
ネットやAIでは出てきにくい「現場で見てきたこと」を
できるだけ分かりやすくお伝えしていけたらと思っています。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。